栄光のリーグ制覇
1954年(昭和29年)
球団名 試合数 勝利数 負け数 引分け 勝率 ゲーム差
中日 130 86 40 4 .683 -
巨人 130 82 47 1 .636 5.5
大阪 130 71 57 2 .555 16.0
広島 130 56 69 5 .448 29.5
国鉄 130 55 73 2 .430 32.0
洋松 130 32 96 2 .250 55.0
3年振りに監督に復帰した天知俊一氏。
打倒巨人に思い切ったローテーションを組んだ。
杉下には巨人戦中心のローテーション、石川には相性のよい広島、洋松、国鉄にあて、その他の投手を空きのできたところへあてがいこれがうまくまわり優勝への勝率につながった。
日本シリーズ対西鉄戦
主なオーダーと成績
守備 選手名 打率 本塁打 打点
本田 .297 1 25
原田 .239 6 42
西沢 .341 16 80
児玉 .272 10 47
杉山 .273 28 91
野口明 .236 1 27
井上 .270 0 34
牧野 .197 2 30
河合 .244 6 29
杉下 .215 0 14
投手名 勝-負 防御率
杉下 32-12 1.39
石川 21-9 2.24
徳永 11-7 3.21
空谷 7-4 2.51
大島 5-3 2.68
第一戦 5-1 杉下
第二戦 5-0 石川
第三戦 0-5 大島
第四戦 0-3 杉下
第五戦 3-2 杉下
第六戦 1-4 石川
第七戦 1-0 杉下
8月首位に立った中日は、国鉄、巨人、阪神と続く連戦になんと杉下を7試合連続登板させ(39回3/1)失点わずか2点にドラファンは杉下を神様、仏様、杉下様と歓喜した。
また、日本シリーズでも杉下は連日の登板でフラフラになりながらも日本一に貢献した。杉下の並外れた活躍は永遠に球史に語り継がれるだろう。
1974年(昭和49年)
球団名 試合数 勝利数 負け数 引分け 勝率 ゲーム差
中日 130 70 49 11 .588 -
巨人 130 71 50 9 .587 0.0
ヤクルト 130 60 63 7 488 12.0
阪神 130 57 64 9 .471 14.0
大洋 130 55 69 6 .444 17.5
広島 130 54 72 4 .429 19.5
ずば抜けたスーパースターがいないドラゴンズは打線は高木守道、谷沢健一らが主軸となり、投手陣は星野仙一、松本幸行の左右の2枚看板。総力野球を旗印にペナントレースに挑んだ。
勝負どころで近藤貞夫ヘッドコーチは新人鈴木孝政を起用し巨人の柴田、王、長島と三者連続三振デビューさせた。
日本シリーズ対ロッテ戦
主なオーダーと成績
守備 選手名 打率 本塁打 打点
高木守 .276 15 47
島谷 .259 11 41
井上弘 .290 18 58
マーチン .269 35 87
谷沢 .290 22 77
大島 .258 11 46
木俣 .322 18 50
広瀬 .229 5 26
ウィリアム .224 4 27
藤波 .289 1 15
谷木 .274 2 14
投手名 勝-負 防御率
松本 20-9 3.13
星野 15-9-10s 2.87
三沢 11-9 3.45
竹田 5-2-3s 3.21
渋谷 5-5 4.50
第一戦 5-4 星野仙
第二戦 5-8 星野仙
第三戦 5-4 松本
第四戦 3-6 渋谷
第五戦 0-2 鈴木孝
第六戦 2-3 星野仙
第七戦      
2位巨人との差はわずか1厘。
中日が全員野球で優勝を勝ち取った。巨人の連続優勝を9で
ストップさせ、その年川上監督とともに長嶋選手が現役を引退した。
1982年(昭和57年)
球団名 試合数 勝利数 負け数 引分け 勝率 ゲーム差
中日 130 64 47 19 .577 -
巨人 130 66 50 14 .569 0.5
阪神 130 65 57 8 .533 4.5
広島 130 59 58 13 .504 8.0
大洋 130 53 65 12 .449 1405
ヤクルト 130 45 75 10 .375 23.5
長いプロ野球の歴史の中で最終試合で優勝が決まったのはただの1回しかない。それがこの年のドラゴンズである。
最終試合負ければ巨人の優勝。130試合目が大事な1番となった横浜での大洋戦。近藤監督はナインを集めビール、日本酒の山を指差し「飲んでから行こう」と自ら口にした。
日本シリーズ対西武戦
主なオーダーと成績
守備 選手名 打率 本塁打 打点
田尾 .350 14 41
平野 .288 4 33
モッカ .311 23 76
谷沢 .280 21 85
大島 .269 18 60
宇野 .262 30 69
上川 .227 2 17
中尾 .282 18 47
  田野倉 .220 6 19
  豊田 .136 0 3
投手名 勝-負 防御率
16-5 3.14
9-7 3.48
鈴木孝 9-7 3.11
三沢 8-7 3.56
牛島 7-4-17s 1.40
第一戦 3-7 小松
第二戦 1-7
第三戦 4-3 牛島
第四戦 5-3 小松
第五戦 1-3 小松
第六戦 4-9 鈴木
第七戦      
苦手巨人の江川を攻略するため打撃練習のとき投手を通常より2mほどまえに立たせて投げさせた。
この結果みごと江川を攻略。
なんどもダメになりそうなペナンとレースを頑張ってきた「野武士軍団」。近藤監督を横浜の夜空に何度も何度も舞い上がらせた。
1988年(昭和63年)
球団名 試合数 勝利数 負け数 引分け 勝率 ゲーム差
中日 130 79 46 5 .632 -
巨人 130 68 59 3 .535 12.0
広島 130 65 62 3 .512 15.0
大洋 130 59 67 4 .468 20.5
ヤクルト 130 58 69 3 .457 22.0
阪神 130 51 77 2 .398 29.5
野球にホームランはいらない。犠牲フライでも点は取れる。獲った点をピッチャーが守れば野球は勝てるんだ。
記録した犠打147はリーグ一。犠牲フライも44でトップ。
小松辰夫、小野和幸、郭源治らの投手を中心とした「守りの野球」で優勝を手にした。
日本シリーズ対西武戦
主なオーダーと成績
守備 選手名 打率 本塁打 打点
彦野 .273 15 47
立浪 .223 4 18
ゲーリー .293 16 53
落合 .293 32 95
宇野 .277 18 76
二村徹 .306 7 52
川又 .280 6 35
中村 .236 5 21
  中尾 .262 7 35
  山田和 .268 2 7
投手名 .勝-負 防御率
小野 18-4 2.60
小松 12-7 3.26
近藤 8-7 3.44
7-6-37s 1.95
米村 7-4 3.38
第一戦 1-5 小野
第二戦 7-3
第三戦 3-4 山本
第四戦 0-6 杉本
第五戦 6-7
第六戦      
第七戦      
開幕前の優勝予想はBクラスだった。
この年大島康徳、平野謙をトレードにだし開幕ダッシュは悪く5勝11敗。
4月は最下位スタート。
郭源治を1回限定の抑えに。投手陣を先発、中継ぎとシステムの固定化を計る。昭和天皇の病状を考慮しビール掛けは中止された。